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ニセコ羊蹄山岳会

秋の山行会はルベシベ山へ


2022年10月27日(木)に秋のお楽しみ登山としてルベシベ 山に登って来ました。


ルベシベ山 (累標岳)標高 793m

八内岳と銀山の中間にある三角点ピーク「累標岳」も仁木町側にルベシベ川が流れていることからルベシベ山と呼ばれ、 稲穂峠から割と簡単に登ることができます。

なお、ルベシベと読む地名や川の名前は全道各地にあり、これらの語源はすべて「ル・ペシ・ペ~道・下る・川(峠道の沢)」に由来しています。北日高には“ルベシベ”の名がつく山が2つあり、カタカナと漢字で区別されています。


山頂からは羊蹄山が綺麗に見え、しリパ岬と余市方面の海、尻別岳、大黒山、徳舜瞥山、ホロホロ岳、キロロ長嶺斜面、洞爺湖ウインザーホテル、岩内方面の日本海、も見渡せる低いけど景観を楽しめる山です。


熊の爪痕や、糞が見れました。個人山行には向きませんが、ワイワイとみんなで楽しめる登山です。警察の方も興味があって見に来ていました。


また、熊スプレー発射の実験もしました。7〜8秒ほど使用でき、5〜7mも発射距離があります。落ち着いて現場で対応するために何度も練習が必要です。



バックカントリーがお好きな人には、ピークから上がり西の方のひらけた斜面へ。南東面や南西面がよりどりみどりで滑れます。やってみたいことは、その斜面を滑ったあと、ピークから、トンネル終わりのにつながる斜面に滑り降りることです。登り2時間、登り返し30分、2〜3本滑れます。最後はドカンと長い斜面と藪漕ぎ下り。誰か一緒に滑ってください!!


※特徴的な植生や鳥

・オオバキボウシ

大葉擬宝珠と漢字で書きます。花期は6 - 8月で、漏斗型の白色または淡紫色、今は葉のみ見ることができます。


・クロバナヒキオコシ(薬草)

クロバナノヒキオコシは黒い花ではなく濃い紫の花なのです。「ヒキオコシ」(引起し)の名の由来は、弘法大師が病で倒れた旅人にこの草を煎じて飲ませたところ、その病人が起き上がったという伝説からきています。


・キハダ

キハダの実シケレペ。その昔アイヌの人々はシケレペをかぼちゃの煮物やスープ、薬用目的や魔除けにも使用していました。その実を乾燥させミルでひき、口にすると柑橘と力強いスパイシーな口当たり。まるで爽やかなブラックペッパー(アイヌペッパー)。


・オオバクロモジ

オオバクロモジは、クスノキ科の落葉低木。枝を高級楊枝の材料とし、楊枝自体も黒文字と呼ばれる京都高級旅館で使用される楊枝。黒文字楊枝の大きな特徴は弾力性があり、強度が高く、折れにくいことであるという。


・シマエナガ

コットンに目とくちばしを付けたような可愛らしい見た目が特徴的なシマエナガ。


林 健太郎


ルベシベ山の山行後に、懇親会をキムウンクルさんで行いました。 きよし隊長のキノコうどんを頂きながら楽しく談笑。 その後、今シーズンの会の活動の報告がリーダー達から有りました。

後志総合振興局の登山道の担当されている佐藤さん、福田さんも参加してくれました。 ポンイワオヌプリに出来ていた登山道事件のその後や、ニセコ連峰のロングトレイル構想についてお話してくれました。

その他、皆さんの活動の話などが聞けてとても為になりました。 ありがとうございました~


古市 竜太



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