ルベシベ山登山会
雨・雷そして大雨予想の為、ルベシベ山の山行は中止となりました。
例年はなんとか晴れ間がのぞくことが多かったのですが、初めての中止となりました。
ルベシベ山の紹介をします。
ルベシベ山はアイヌ語の「ルペシュペ」が語源と思われます。
ル・ペシュ・ぺ【道・に沿って下る・もの(川)】。すなわち峠道の沢や峠を意味する場
が多いようです。北海道の各地に残っている地名です。
稲穂峠を仁木町側に下ったところに流れている川がルベシベ川です。その源流部がルベシベ山です。交通路としては積丹半島の神威岬が難所でしたが、そこを避けるために出来た新道が稲穂峠の道です。
松浦武四郎や開拓使判官となった島義勇もここを通ったことが知られています。峠のトンネルの仁木町側には、島義勇が最初に札幌に入るために稲穂峠通った時に風雪によって難儀し、困り果てた時に松明をもって迎えに来てくれた里人に助けられ、無事にルベシベ通行屋までたどり着けたことを感謝する漢詩の石碑が立っています。今も昔も交通の要衝としてあり続けるのかもしれませんね。
ルベシベ山からの眺望は素晴らしく、羊蹄山ニセコ連峰、雷電、そして余市方面などが見渡せます。ですので、電波の反射板も立っています。
懇親会は例年と同じくキムウンクルにて10名参加で行われました。 内容は、半月湖の遊歩道の整備、登山道整備講習会(観光協会主催)、ニセコとヒグマのこと、羊蹄山の外来種コマクサ、半月湖の環境調査と半月湖ガイドマップ(観光協会事業)について会員同士で活発な意見交換が行われました。
新入会員もあり少しずつ会員が増え、活動の幅も少しずつ広がってきました。 これからも地域の環境に根ざした活動、頑張ります!
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