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  • ニセコ羊蹄山岳会

第10回 羊蹄山コマクサ駆除活動のご報告


7月18日今年で10回目とのなるコマクサの駆除活動を実施しました。

羊蹄山倶知安の登山口に5時に集合。 山岳会から11名、環境省から2名、北海道新聞社からの1名、 合計14名が集まりました。

コロナ対策のためソーシャルディスタンスを保ち、 密になる時はマスクなどを使い行動し 羊蹄山倶知安コース9合目分岐付近に再集合。

ここからは石室地点方面と北山地点方面の2グループに別れ作業を開始。

序盤は、これまでの駆除活動の成果が実りコマクサは見からなかったが、 石室地点では、一つの無花茎個体が見つかると周辺に多くの個体を発見しました。

少しでも根が残るとそこから発芽してしまうので、丁寧にほりだしてきました。

今回の駆除した個体は合計で、有花茎個体が2体、無花個体が22体、 とても良い天候で、細かい箇所もしっかりチェックできたのではないかと思います。

羊蹄山にとって国内外来種であるコマクサの駆除活動 (登山者がまいた種に由来することが明らかになっています) この活動は環境省(自然保護法)、後志総合振興局森林室(国有林法)倶知安教育委員会 (文化財保護法)の検討議会で方向性が決められ、 今年度は、北洋銀行の「ほっくー基金北海道生物多様性保全助成制度」の支援を受け実施 しています。 数万年とゆう単位で形成された植生を壊すことなく後世に残していくために 今後も継続的な活動の必要性を感じました。


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