ニセコ羊蹄山岳会、名前に山岳会とありますが、山を登る会という意味ではなく、 山に関する環境保全活動や啓蒙普及、行政機関とのコミュニケーションと連携を図る 有志の集まりです。 先日は、今後の活動やニセコエリアの山の問題点についてまじめに議論。 議論中は真剣さのあまり、写真を取りそびれました。 こちらの写真は、その後の懇親会。 アルコールも入り、ざっくばらんに、前向きなディスカッションが行われましたよ。
日を改め、年に一度の清掃登山。今年はニセコアンヌプリです。 ゴミを拾いながらも、登山者にとって優しくない箇所を手入れします。
途中にある小さな沢。道にあるあらゆる「歩きにくい」を綺麗に整備してしまうのは、 ここの魅力を保つのにプラスではないという考えの私たち。 でも、さすがにこのままというのは、利用者に厳しすぎる・・・という事で、 その辺にある倒木を置いて板代わりに。
ニセコアンヌプリ山頂には避難小屋があります。 ここは冬に多くのバックカントリースキー＆スノーボーダーが利用します。 人の多さが招くごみ問題ですね。 マナーを守ることは、このフィールドで遊ぶ人間にとって、将来的にプラスになるので ぜひ意識してもらいたいです。
それは、山菜採りの方たちにも言えること。
活動中は、こうしたゴミや注意箇所だけでなく、ニセコエリア全体としての観光のあり方など、 話しが広がりました。 さらに、シダやらミネザクラやら植生環境やら見るものは多く、あっという間の清掃登山でした。